2026年3月4日水曜日

1.石油備蓄放出と奇跡の仕事人たち

 イラン戦争から1カ月、イランは世界を敵に回してホルムズ海峡を封鎖し、世界中が石油危機となっています。

53年前の「第一次オイルショック」では、世界中が深刻な石油危機となり、国際原油価格は3カ月で約4倍に高騰しました。石油資源を持たない日本は、その教訓に基づき昭和491974)年に石油備蓄法を制定、本格的石油備蓄基地第一号として苫小牧市静川に「北海道石油共同備蓄基地」が建設されました。その後全国に計10か所の本格的な国家石油備蓄基地が作られ、現在 日本消費量の245日分、4,770klの原油および石油製品が貯蔵されています。つまり日本は需要90%以上のホルムズ海峡経由原油がゼロになっても、8カ月は持ちこたえられる訳です。

こういう仕組みを53年も前に確立し、いつ起きるか分からない国家存続危機に備え、「備蓄基地機能を遺憾なく発揮するよう日々訓練、出荷すべき時に安定確実に出荷できる設備管理(べき動管理)」に黙々と取り組んできた備蓄基地勤務の皆様に、心から敬意を表し感謝します。



実は私は、11備蓄会社のリーディング・カンパニーとして牽引する「北海道石油共同備蓄」に平成152003)年から3年間 勤務していました。今回の危機に対して、元同僚が「備蓄原油の緊急放出重責」を担い、日本の経済危機回避に尽力してくれていることに感謝し、誇りに思います。



今回の石油危機は長期戦となる事を覚悟し、国家的抜本的対策が必要です。

イラン対アメリカの激しい桎梏は、昭和541979)年2月の「イラン革命」、それを原因とする「第二次オイルショック」から続いています。それまでのパーレビ2世は「白色革命」を強行し、アメリカ資本による石油資源開発を推進、その利益を独占する独裁体制を続け、政治、文化、日常生活などあらゆる面で西欧化を進めていました。しかし国民生活は向上せず、対米従属に反発したイラン国民は、亡命していたシーア派最高指導者ホメイニ師を中心とする「イラン革命」で王朝体制を覆しました。革命政府は亡命した国王の身柄引渡しを要求、米国は拒否したため、革命支持のイラン人学生が激高し、テヘランのアメリカ大使館占拠事件が起き、2年間占拠が続きました。

それまでのアメリカ文化の模倣は否定され、厳格なイスラム規範を強要復活させ、裁判ではシャリーア(イスラム法)を適用、映画や文学、絵画もイスラム教義に沿ったものに限定、女性に教育は不要とされ 外出時はヘジャーブ(頭髪と肌の露出をさける衣服)の着用が義務づけられるなど、宗教色の強いイスラム原理主義政治が展開されることとなり現在に至っています。

最近では、人権迫害や貧困への抗議デモに対する革命防衛隊の弾圧は過激さを増し、数万人の犠牲者を出すに至り、世界へのテロ輸出に対する国際的非難を受け孤立を深めていました。



 イランは、ハマス・ヒズボラ・フーシ・ISといった超過激テロ組織の後ろ盾国家です。イスラム原理主義による「シーア派世界支配・イスラエル消滅」を目標に、国民の生活は犠牲にしても軍拡・核兵器開発に邁進しています。加えて北朝鮮から導入した長距離ミサイルが、ロンドン・パリ・ベルリンはもとより米国本土迄射程に入る事態となったため、トランプ政権は先手を打ち、指導層と核・軍事施設の破壊を行いました。しかしイランの宗教指導者は何千人もいる為、米国友好国への反撃は手段を選ばず過激化しています。トランプは核開発の完全放棄・イラン独裁支配体制が覆り自国とイスラエルが安全となるまで攻撃をやめないでしょう。

こういう日本の国家存亡危機に、高市首相の与党が単独315席を獲得し、思い切った施策が次々発出されています。「命を懸けて日本の為に働きぬく高市首相」で本当に良かったと思います。 国民の圧倒的支持を得て、自信をもって画期的な政策を進め、今回の危機にも即座に1リッター当たり48円の補助金支給を開始し、16日から民間備蓄、24日から国家備蓄の放出を始めました。私の近所のスタンドでは、一時190円/L以上だったガソリンが、今日は会員価格150円に収まっています。

私も高市首相や、北共備の皆さんに負けぬよう、老体ながら「安全安心で暮らしやすい地域社会つくり」の為に、さらに精進・邁進したいと決意しています。またこれを機会に、日ごろ注目を浴びることのない「石油備蓄基地」、そこで働く人々・・「本当は発生して欲しくない国家エネルギー危機の出荷すべき時に出荷する(べき動管理)、常にモチベーションと設備管理を維持向上させる」という本当に根気のいる大変な仕事に、黙々と取り組んでいる奇跡の仕事人たち」について、数回にわたって紹介いたします。



2026年3月3日火曜日

1. 若者への応援歌の目的

                Riv.20260320  (Start20120201 )

本ブログ目的は、混迷し不安な現代を力強く生きる為の応援・助言です。特に若い皆さんが、プラス思考で行動し、実践的になって活躍し、新たな未来を切り開くために役立つ道標や、元気になる話、偉人の逸話、最新情報などについて調査紹介することです。この報文が『若い人の成長』に、また上司・先輩の皆様方の『部下・後輩指導・育成』に、少しでも役立つことができたら望外の喜びです。

 色々な切り口から、若い皆さんに役立つ話題を提供していきます。下のタイトルをクリックすると本文が出てきます。本ブログ読後感想・ご意見等ありましたら、是非次のメールアドレスにコメントください。  hidechiyo915a@gmail.com 

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1.はじめに

  • 1-5.仕事と成長と人生

厳しい環境の中、将来に夢を持てない若者が増えています。

・家庭では 父母が仕事で忙しくて じっくり話を聴いてくれず孤独
・学校では 目立つといじめが怖いから 本当の自分は隠す
・大人や社会は 若者の孤独感・閉塞感に 全く関心がなく忙しそうだ

 日本青少年研究所が2023年6月に行った日米中韓の高校生約12,000人対象の 『自分はダメな人間だと思うことがあるか?(Sometime I feel like a failure)』の調査結果では、日本は 78%が 『そう思うとネガティブ回答しています。米国…61%、中国…55%、韓国…48%です。【2011年は、日本82.7、米国52.8%、中国39.2%、韓国31.9%】 この結果から、日本の若者がダントツに閉塞感を感じ、自分に自信をもてない現実が見えてきます。 しかしこれは若者だけの責任でなく、こういう社会環境にした我々大人の責任です。

 社会矛盾や大問題を抱えた各国の若者大半がネガティブ思考です。しかし日本の若者がダントツに多く『自分はネガティブだ=約80%』の結果には違和感があります。・・特に『新型コロナ拡散源の隠蔽、ウィグル・チベット・内モンゴルのジエノサイド、南・東シナ海の強奪、台湾へ侵攻恫喝、環境大汚染、経済破綻等を隠蔽する軍事独裁国家の中国がネガティブ55、『核・ミサイル開発・配備を急ぐ独裁北朝鮮の脅威を軽視、恨文化で満足感謝のない韓国が48、「多民族・多様価値観の分断で自閉症となった米国が61などを考えると不自然です。

 むしろ世界一安全で豊かな日本にあっても、世界レベルの危機や困難に真直ぐに目を向け、不安や危機感や孤独感の中にある日本の若者の方が、よほどまともな感受性を持ち、世の中を改革・変革していく潜在能力・可能性があり、世界から期待される存在です。