2024年10月6日日曜日

1-11. 日本の心の原点を取戻そう!

いま日本は、戦後最大の危機に直面しています。同盟国だと思っていた韓国は、漸く常識的な「国民の力」の尹錫悦大統領政権になってホッとしたのの束の間、韓国総選挙で『108対175の大差で共に民主党が大勝』しましたしました。残り3年任期を残し尹錫悦大統領は難しいかじ取りを強いられます。共に民主党左翼・反日・偏狭な文在寅政権と同じ従北左派による 社会主義革命派」です。 彼らが目指すのは『右派・知識人を追放し、企業を潰して原始経済に戻し、河川堤防を破壊して自然河川に戻す等の中国・紅衛兵やカンボジアのポルポトが実行した自由民主・資本主義否定、文明・文化破壊の南北統一です。「夜郎自大・中華秩序」が染みついて強固な体質となっています。能天気な私達が想像もつかない空恐ろしい油断できない民族です。。
『韓国壊乱』 洪 熒(元駐日韓国公使)・櫻井よしこ:共著

 中国は、南・東シナ海の軍事支配を強化し『一帯一路』で新興国を債務不履行に追込み、軍港租借等の前近代的覇権主義が露呈、アジア・アフリカ諸国に脅威と恐怖を与えています。 また中国や韓国・北朝鮮は日本に対し『南京事件や慰安婦問題など悪逆の限りを尽くした』と事実無根の非難を強化しています。

日米安保で頼りにしてきたアメリカは、いまや共和・民主による国内分断・混乱により全くあてになりません。そういう中で、中国・韓国・北朝鮮の独裁・社会主義に呑み込まれようとしている日本・・すでに新聞・TVのメディア、官公庁、東大を頂点とする教育界、財界等には、左翼思想に凝固まった人々が深く浸透し、恐ろしい日本精神破壊活動が進行しています。
 
 私達日本国民は、こういう攻勢に対して戦後79年経過したのに、未だに占領軍制定憲法の絵空事 『・・平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、我らの安全と生存を保持しようと決意した・・云々』の呪縛の中にあり全く無防備です。目の前の危機を見ようとせず『国民を守れる憲法への改定』を国民の半数が認めようとしていません。
中国・韓国・北朝鮮の何処が『平和を愛する諸国民』でしょうか?
こういう戦後最大の日本の危機をどれだけの国民が自覚しているのでしょうか?

 他方、アジア・アフリカの友好国は『大戦で日本は負けたが、 英米仏蘭の植民地支配から解放してくれた!』 と感謝し、中国の軍事・経済をバックにした覇権拡大・脅威に対し 日本への強い期待感を示しています。

そこで今回は、『大戦後、独立戦争を戦ったアジア諸国の指導者は、日本の戦争をどう見ていたか』 を紹介します。 戦後最大の危機に直面している私たち日本人が、これからどうすべきか』 を考える原点にして頂ければありがたいです。

1. モハメッド・ナチール (インドネシア初代首相)
「大東亜戦争(太平洋戦争)が起きるまで、アジアは長い植民地体制に苦しんでいました。そのためアジアは衰え、愚かになる一方でした。 だからアジアの希望は植民地体制の粉砕でした。大東亜戦争は、私達アジア人の戦争を日本が代表して敢行したのです。」

2. スハルト (インドネシア第二代大統領)
「貧しい百姓の子として生まれた私が、かりにも大統領の職に選ばれるようになったのは、すべて日本が作ったPETA(ジャワ防衛義勇軍)の熱心な教官と日本兵のおかげです。  PETAで叩き込まれた闘争精神・愛国精神抜きには、我々は、もう一度インドネシアを植民地化する為に攻めてきたオランダをやっつけることは出来なかった。その意味で日本軍に感謝している。」  (オランダ再植民地化への独立戦争の為に、終戦後も約1000人の日本兵が帰国せず共に戦った。)

3. ラグリッシュナン (インド第二代大統領)
インドが今日独立できたのは、日本のおかげである。 それはインドだけではない。ベトナムであれ、ビルマであれ、インドネシアであれ、西欧の植民地だったアジアの国々は、日本が払った大きな犠牲の上に独立できたのである。 我々アジアの民は、1941128日(真珠湾攻撃)を、アジア解放の記念日として記憶すべきであり、日本に対する感謝の気持ちを忘れてはならない。」

4. ゴーチョクトン (シンガポール第二代首相) 
日本軍の緒戦の勝利によって欧米のアジア支配は打ち砕かれ、アジア人は 『自分たちも欧米人に負けない』 という自信を持った。 日本の敗戦後15年以内に、アジアの植民地は全て解放された。

5. マハティール・ビン・モハマッド (マレーシア第四代首相) 
アジア人の日本人が、とうてい打ち負かす事の出来ないと私達が思っていたイギリスの植民地支配者を打ちのめした。 わたしの心の中にアジア人としての自信が次第に芽生えてきた。 マレー人だって日本人の様に決心すれば、自分の意志で何でもできる筈だと。

6. タナット・コーマン (タイ副首相・外務大臣) 
あの戦争によって世界のいたるところで植民地支配が打ち壊されました。それは日本が勇敢に戦ってくれたおかげです。  新しい独立国が、おおくの火の中から不死鳥の様に姿を現しました。 誰に感謝をささげるべきかは、あまりに明白です。

7. バー・モウ (ビルマ初代首相) 
日本ほどアジアで貢献した国はない。
また日本ほど誤解されている国はない。西洋からの支配から我々を解放してくれたのは日本だった。ビルマ独立のための真の友人は、東条大将と日本である。
真実のビルマ独立宣言は、194814日ではなく、194381日に行われたのであって、真実のビルマ解放者はアトリー氏とその率いる労働党政府だけではなく、日本軍と大日本帝国政府であった。

 私は、こういったアジアの偉人達の話に最近接し、本当に驚き、目を開かされました。 私達が中学の歴史や高校の日本史で習ってきた 『日本の近代史』 では全く目にしない話であり、こんな大事な事を教えない日本の歴史教育とは一体何なのでしょう?
私達全ての日本人は、エスカレートする一方の中国や韓国の身勝手な虚妄の歴史に振り回されず、もっと冷静な目で戦前・戦後の歴史を問い直し、何が正しい真実かをしっかりと把握し直さないと、やがてアジアの人々の尊敬を失ってしまうのではないでしょうか。 
それでは、その 『アジアの人々の日本への尊敬』 とは一体何でしょうか?
その一番大きなものは、16世紀から始まり400年にも及ぶ白人の有色人種支配・侵略・奴隷化・植民地化の悲惨に対し、同じ有色人種の日本が唯一立ち向かった日露戦争、大東亜戦争です。 また終戦後も再植民地化を進める英(インド)、仏・米(ベトナム・ラオス)、蘭(インドネシア)等に対し数多くの日本兵が現地に残り、独立戦争を共に戦ったという歴史です。  

西欧から見れば、確かに 『日本は西欧のアジア植民地を侵略し破壊した侵略国』 です。 当時イギリスの最新鋭戦艦だった 『プリンス・オブ・ウェールズ』 と『レパルス』 を日本が撃沈させたという報を受けた英首相チャーチルは、『この大戦で最も衝撃的だった』 と述べています。 世界の富の半分を支配していたイギリスがアジア植民地を失い、解放・独立していく象徴的事件(白人支配の終焉)として認識せざるを得なかった訳です。 
そして今もその根底の歴史認識【白人利権へ日本が侵略した】 は変わっていないと考えておくべきで、その認識に立って注意深くしかし明確に日本の立場を発信していく事が必要です。 まさに 『YES,BUT・・』 です。 『確かに、日本は西欧諸国のアジア植民地を侵略した。  しかしその西欧は、アジアを400年間侵略・植民地化して苦しめてきた。 日本はその侵略者と戦い、解放し、アジア諸国の独立支援をした。 従ってアジア諸国には侵略していない。』

戦後の日本は、戦勝国の一方的な東京裁判に基づき戦後処理は行われました。
しかし11人の判事中唯一の国際法学者であったインドのパール判事は 「この裁判はリンチと変わらない復讐であり違法で無効だ」 と主張し、後にその主張は世界中で高く評価されました。またGHQ最高司令官のマッカーサーは退役後、『日本の戦争は防衛戦争であった。 東京裁判は間違っていた。』 と述べています。

しかし日本の多くの政治家やマスコミや知識人は、こういう事実に目をつぶり、『日本の侵略でアジアの人たちに迷惑をかけた』 とするGHQの押しつけ歴史観=自虐史観から脱却できず、 未だにこの自虐史観で作られた間違った教科書で、『子供を日本嫌いにさせる歴史教育』 を行っており、多くの日本人がその影響を受けています。 世界中にこんな情けない国は他にありません。 
 全国民は 『世界から尊敬され誇りある日本の歴史』 を学び直す必要があります。

【参考】 
韓国壊乱=文在寅政権に何が起きているのか」
    <洪 熒(元駐日韓国大使館公使)・櫻井よしこ :共著>
日本が果たした人類史に輝く大革命」<ヘンリー・ストーク著>
「日本国紀」          <百田尚樹:著 (幻冬舎)>
「日本よ世界の真中で咲き誇れ」 <百田尚樹:著  (WAC)>
「日本とアジアの大東亜戦争」 < 吉本貞昭:著(ハート出版)>
ルーズベルトの戦争責任」(ハミルトン・フィッシュ著 渡辺惣樹・訳)

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