2024年4月2日火曜日

4. 拉致家族の苦悩と 国民の責務

私達は『家族が拉致され45年間放置されて安閑とできるでしょうか?」 
また暴漢に襲われた時「私は平和主義だから暴力は行使しない。」「恋人や妻や娘が強姦されても傍観します」で済ませるでしょうか?
私は命を懸けて妻や恋人や娘を守る人間でありたい。命がけで家族を守る姿勢で立ち向かえば、暴漢は尻尾を巻いて退散するものです。そういう不正・不正義を許さない姿勢が人間として最低限の条件です。
日本の憲法9条2項は、国家レベルで「そういう場合でも相手のなすがままになります。」 と宣言しているのです。こんな国が主権国家として世界から尊敬されるでしょうか?
 横田めぐみさんら800名以上に及ぶ非道な拉致被害に対して、日本政府が話し合いの呼掛けや、米国等の圧力強化を要請しかできないのは、憲法9条の縛りがあり、相手国は無法を押通しても日本は手出しできないと見くびっているからです。
 国民を守ることを放棄した、こんな無責任な憲法を持つ国は世界で日本しかなく、国際的に全く信用されません。 あのトランプ大統領でさえ被害者家族の話を直接聞いたとき『なぜ日本は助けに行かず、そのような非道を40年も放置しているのだ!』と絶句したそうです。それが国連総会での演説で拉致問題への言及になりました。
 中国・北朝鮮の脅威が明日にも差し迫っているからこそ、今すぐ憲法9条2項を改定しなければなりません。日本の政治家、とりわけ総理大臣には『私の政治生命などどうでもよい。私は愛する日本国民の皆さんの為に命を投げ出してもよい』と覚悟して取り組んで欲しい。また私達選挙民もそういう心構えの政治家を選ぶべきです

ほかの政党も、今の内閣が信用できず任せられないなら「この北朝鮮・中国の危機に対して、わが政党は更に○○の有効かつ政策・具体策を講じ、日本・国民を守っていく。」と政策の第一番目に掲げてもらいたい。 国が滅んで憲法だけ残っても意味がありません。日本の国土と国民の生命・財産・文化を守れる憲法にしていかなければならない。その為には現実の日本の実態に即して、憲法9条2項を改め以上の目的を達成するため、自衛隊を置く』と改訂すべきなのです。 

故か? それは「現日本国憲法の前提条件が崩れ去っているからです。憲法の前文中段にはこう書かれています。日本国民は・・平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。
日本の近隣3か国が「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼できる国々」でしょうか? 北朝鮮は、日本国民800名以上を無法にも拉致誘拐しました。その日本の返還要求を無視・放置し、核放棄・経済支援の国際合意を20年以上も裏切り、秘密裏に核開発・ミサイル開発を最優先して米国首都にも届くICBMを完成させ、近年は迎撃不能な「極超音速ミサイル」や「巡航ミサイル」の開発・試射にも成功しています。これは射程1500kmで、明らかに日本の大都市や米軍基地を狙う為に開発されたミサイルです。
また核開発を米国と共に止めようとする日本に対してこう恫喝を繰り返しています。韓国も似たり寄ったりの反日国家・非友好国家です
◆『日本はもはや、我々の近くに置いておく存在ではない』
◆『日本列島は一瞬で焦土化できる』
◆『取るに足りない日本列島の4つの島を核爆弾で海中に沈めるべきだ』

『何を偉そうに! 日本人が、世界が中国・北朝鮮に言いたい事だ!』

 チャイナ(中国=中華思想で世界の中心の国というプロパガンダ語で日本だけで使われている国名なので、本来世界共通のチャイナ,CHINAと呼ぶべきです。)は歴史上最も非人道的で獰猛で危険な民族・国家です。
 歴史的にチャイナ歴代王朝は地方のならず者の親分(秦、唐、漢、明、中共)や周辺国の異民族(元、清)が支配した王朝・独裁国家です。新たな王朝は『我が王朝こそ5000年の歴史を持つ中華政党の王朝だ』と宣言(易姓革命)、必ず前王朝一党や知識人を虐殺し、歴史を都合よく書き換えます所謂『焚書坑儒』で3千年以上前から中国大陸で繰り返され、今の中国共産党政権もまた全く同じです。都合の悪い53の少数民族、特にチベット・モンゴル・ウィグル民族に対しては『思想・文化・言語・財産等あらゆるものを簒奪、反対する者は強制収容所に収攬、男性は虐殺・臓器摘出、女性は避妊手術・性暴行等』の所謂ジエノサイドを繰り返しています。それに対して日本は、先進国で唯一『ジエノサイド非難の国会決議』すらできていない情けない国です。こういう節操のない非常識的な日本国民を、世界のどの国が同情して協力してくれるでしょうか?

 このようなャイナ(中国)・韓国・北朝鮮などの危険極まりない国家を憲法前文の『平和を愛する諸国民』といえるでしょうか? 南シナ海の軍事支配を進める中国に国際司法裁判所は違法と裁定しましたが、中国は『裁定は紙くずだ』と切り捨てました。こういうチャイナが「尖閣だけでなく、かっては沖縄も中国の領土だった」と主張し始めています。台湾侵攻は目前で、そうなれば日本のシーレーンは閉ざされチャイナの隷属国家となるしかありません。

 こういう他国の主権を認めない、危険で身勝手で厄介な国々に囲まれて、日本は未来永劫生き抜いていくために『公正と信義ある国として信頼して、日本の安全と生存を保持』できるでしょうか? 日本国憲法の前提条件は、全く崩れ去っています。 

 これが憲法改正が最優先の緊急課題である所以です。
国のトップリーダーたる総理大臣は、国民に対して耳にタコができるまで、こういう話を繰り返して話してほしい。 
安倍元首相や菅前首相や岸田新首相の話は、歯切れが悪く心を打たないので、特に女性に人気がないように思います。有権者の大半を占める政治無関心層にも分かり易く、身近な問題でストレートに、平易に丁寧に繰り返して話していただくのが一番重要な事だと思います。
 私達国民も、フェイクや大衆迎合政党に惑わされることなく、いまこそあのケネディの名演説を思い出し、『自ら考え、自ら責任ある行動をとり、国民の役割責任』を果たていきたいものです。
「・・国民の皆さん、国があなたに何をするかを問うのではなく、あなたが国に何ができるかを自問してください。」
「世界市民の皆さん、アメリカがあなた方に何をするかではなく、私たちが一緒になって、共に人類の自由のために何ができるかを問うてください。」

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