2024年3月2日土曜日

8. ウクライナ悲劇は明日の日本!

  『21世紀にこんな悪逆非道な侵略が!』ロシアによる時代錯誤のウクライナ侵略に世界中が憤怒して2年がたちます。また思惑通りに進まない戦況に、独裁者プーチンは『核使用も辞さない!』と脅し、毎日ミサイル100発前後を撃込み無差別にウクライナ国土を破壊しつくし、益々その狂気をエスカレートさせています。日本にとって一番国境が近いのはロシアです。幕末から日清・日露戦争、先の大戦を含め『隙あらば北海道を手に入れたい』と虎視眈々とチャンスを狙っています。

 それのみではありません。世界最大の人口を持ち、日米の資金援助・技術獲得で世界第2位の経済力と軍事力を持つに至った中国は、鄧小平の「韜光養晦」爪を隠し、才能を覆い隠し、時期を待つ戦術)を捨て、世界支配の野望を公然と発言するようになりました。世界中がウクライナに関心を奪われている間に、中国は台湾、沖縄諸島、そして太平洋支配への足掛かりを着々と進めています。世界から孤立したロシアをジュニア・パートナーとして取込み傘下に置く戦略です。今までも習金平主席一人が14億人を支配する強権独裁のもとで『驚異的な軍事拡張、米ロに匹敵する核兵器保有、南シナ海の軍事基地化、200年遅れの植民地化戦略=貧国への巨額投資と債務不履行による権益支配』等々、前近代的・なりふり構わぬ強引な手段を使っています。 
 また北朝鮮は小国ながらもミニロシア・中国以上の凶暴さを隠しません。ロシアの暴挙がチャンスとばかりにミサイル発射を繰返し、更に核兵器・ICBM開発に邁進し存在感を誇示しています。

 また韓国は5年ごとに左右政権により大きくブレ、自由主義圏であるにもかかわらず大国中国の意に沿って行動、かって朝鮮戦争時に突然侵攻され釜山まで追詰められ滅亡寸前にされた北朝鮮・中国に融和的です。戦前・戦後日本が多額の資金をつぎ込み、学校・道路・電気・鉄道等のインフラ整備をし、戦後も多大な経済復興援助をしてもらいながら感謝もなく、事実無根の慰安婦問題・徴用工等を捏造し反日に狂奔します。いま保守の伊錫悦政権で多少親日のそぶりは見せますが政権基盤は弱く【情治>>法治の国民性】を統御するのは極めて困難です。

 何故彼らは、私達日本人には理解できない常軌を逸した言動を取り続けるのか? その理由・根源を今回は探ってみたいと思います。その手掛かりは、宮崎大学時代の恩師 下村数馬 教授が説かれた 【人は生まれ育った”地理的先入観”に支配される】 という視点にあります。

人は生まれ育った地で付与される “地理的先入観“ によって考え行動する
人、集団、社会、民族、国家等を理解しようとするとき、その対象の地理的先入観、歴史観、価値観、思考体質がどのようなものであるかを良く探究し把握することが重要。 これが不十分だと狭く浅い現状把握で、自己本位か相手追従の不適切な対応しか取れないことになる。 
それはまさに孫子の兵法通り己を知り、相手を知らば、百戦危うからず" "己を知らず、相手を知らざれば、百戦危うし” である。

1.日本人の地理的先入観について
 私達日本人は、世界に類を見ない『和を大事にする精神』 = 利己主義を戒め、相手や集団全体を思いやり行動する事を重視する地理的先入観があります。聖徳太子が制定した十七条憲法は『和をもって貴しとなす』で始まり、明治・昭和天皇が、日清・日露・太平洋戦争前に詠まれた『四方の海、みな同胞と思えども、などか波風の立ち騒ぐらむ  (世界はみんな兄弟と思っているのに、どうして戦争などしなければならないのか?)』 にもその平和を求める精神が示されています。 これは今も昔も私達日本人に共通の価値観です。
 しかし世界の国々は、特に近隣4か国は、隣国との戦争によって国境線を拡大し権益を獲得したり失ってきた歴史=地理的先入観、価値観があり、これに基づき行動する事をしっかり認識する必要があります。
端的には、私達日本人が常用する世界地図がそれを示します。
日本は、四方を海に囲まれており、太平洋戦争敗戦でアメリカに占領された以外は、縄文時代から約一万年以上 外国の侵略によって支配されたことはない地理的先入観=『”和を貴ぶ価値観”を持つ単一民族』 です。 

大戦後も奇跡の経済復興を遂げて国民全体が平和で豊かな日本を感じながら生活していますので、ついつい他の国も 同じような考えを持っていると錯覚したままで不用心に対応して、思いがけなくトンデモナイ反撃を受けたりします。


2.欧米の地理的先入観について 
しかし世界標準の地図は大西洋が中央で、欧米の先進諸国により近世の世界史は動いてきました。 特にヨーロッパは各国が陸続きなので、互いに侵略を繰返し戦場となってきました。 その中で四方を海に囲まれた天然の防壁を持つイギリスは、近代工業化を達成し、七つの海に乗り出して世界中に植民地を築いて富を収奪していきます。 アフリカ、インド、そして最後の辺境の未開地である東南・極東アジアを支配します。
中国では茶の輸入超過をアヘンで清算し、これを取締まる清国を僅か4000人の軍隊で制圧したアヘン戦争の末、多額の賠償金と香港割譲を得たように、アングロサクソン族は国際情勢に精通し巧緻な地理的先入観を持つ、政治・軍事のエキスパート民族です。
1900年代初頭には世界の陸地面積の27%(英国本土の100倍!)を大英帝国が支配し、英・仏・米・露の4か国で何と地球の60%を支配していました。 
アジア・アフリカ全体が欧米に植民地化された中で、日本だけが侵略・植民地化を阻止し、欧米の東洋支配を開放しようとした唯一の国家でした。 こういう時代背景と歴的事実をはっきりと認識して対応することが重要です。

3.中国の地理的先入観と近代について
 
中国は、世界4大文明発祥の地で、古代から 『中華思想 :宇宙の中心は中国であるとする考え方』 があり朝鮮や日本など周辺国を辺境の野蛮な国とみなし支配し朝貢させてきました。 
 それを脱却しようとしたのが1400年前の聖徳太子で、対等の独立国として外交国書を送ると、隋の皇帝:煬帝は激怒します。しかし18年後に隋は滅亡し、日本は独立統一国家として対等の立場を確立します。 一方の中国は、秦、漢、隋、唐、元(モンゴル族)、明、清(満州族)と目まぐるしく支配者が交替し、20世紀初頭からは西太后の悪政もあって清が衰退して中国内は軍閥が割拠する無政府状態になり、アジア進出を強化するロシアの侵略で中国・朝鮮が支配されるのは時間の問題でした。
 いま中国・韓国が、あたかも日本が侵略国家だったような非難・攻撃をしていますが、かって毛沢東は、1964年7月10北京を訪れた佐々木社会党委員長に対してこう発言しています。 日本は中国との戦争を申し訳なく思う事はありません。日本軍国主義は中国に大きな利益をもたらし、中国人民に権力を奪取させてくれました。皆さんの皇軍なしには、我々が権力を奪取する事は不可能だったのです。(毛沢東著:『毛沢東思想万歳』 下巻、三一書房)

4.朝鮮(韓国・北朝鮮)の地理的先入観について
  朝鮮は中国に1000年以上支配され、事大主義大きな勢力には逆らわ追従する生き方。大国中国を宗主国として仰ぐ) という地理的先入観で心のバランスを保ってきました。特に近世まで朝鮮半島は李王朝が 518年間続きましたが、実態は完全な中国の支配下にある属国王族と両班と呼ばれる特権階級が収奪と遊興に明暮れる腐敗しきった時代でした。特に李朝末期の大院君と閔妃(高宗の王妃)の時代は最悪で、泥沼の権力闘争に明暮れ、働かない両班7%が権力と富を独占し、常民50%、奴婢43%の最下層の犠牲の上に辛うじて成立つ状況でした。 奴婢は売買される奴隷で家畜同様の扱いを受け、主人が奴隷を殺しても殺人罪にはなりませんでした。
 日本は併合後、この階級制度を廃止し、奴婢と常民は大喜び感謝しましたが両班は特権を失い日本に対して深い恨みを持ち続けました 大戦終了後、日本が引き上げた後、朝鮮の指導者層はこの両班が復帰し、強烈な反日政策をとることになって今日に至っています。 反日教育によって育った世代は、更に強烈な反日行動をとるようになっています。 歴代大統領やその親族が汚職で弾劾されたり、非常識な政治行動をとるのは、こういう歴史・民族性によります。
 当時の朝鮮作家・思想家の李光 (1892~?)は、李朝によって歪められた韓民族の民族性を次のように表現しています。『虚言、詐欺、相互不信、美辞麗句、空理空論、阿諛迎合、面従腹背、大勢従応、無知、悪口、卑屈、無決断、反社会的利己心・・・』 現代の韓国・北朝鮮の言動と、実に見事に符合します。

併合以前、ロシアによる南下・満州植民地化圧力が顕著で日清戦争はロシアに対する共同防衛として朝鮮を滅亡寸前の清国から独立させる為に勃発しました。 決して中国侵略目的ではありません。 そして戦後下関講和条約で歴史上初めて朝鮮が独立国になります。しかし清からの戦後賠償で獲得した遼東半島をロシアなどの三国干渉で返還させられた弱小国と侮った李王朝は、今度は大国ロシアにすり寄りロシア大使館で政務をとるに至ります。 ここに至って日本はやむを得ず朝鮮を併合し近代社会発展の基盤整備を推進します。 学校建設や当時世界最大級の水豊ダム(60万kw、当時日本総発電280万kw)、鉄道敷設(なんと延べ5,000km!) 等の社会インフラの近代化をおし進めます。 当時の国際社会は『日本による朝鮮併合は止む無し』 という評価をしていました。
 韓国は日本を、『7奪=(国王・主権・土地・資源・国語・姓名・生命)を奪った』 と非難しますが、崔基鎬氏『李王朝518年間こそが7奪の人類史上最も悲惨な時代であった。 日韓併合こそが朝鮮民族を救い、現代の発展の基礎を作った。 と歴史的真実を詳述しています。是非 『日韓併合の真実』崔基鎬:著(ビジネス社)の一読をお勧めします。 
 下の写真は、牧師 『久保有政氏のサイト ”日韓併合の真実” 』 掲載の写真ですが、併合当時の朝鮮の様子が良く分かります。 私達日本人は、もっと戦前の歴史を正しく知る必要があります。是非下のURLを開いてご一読されることをお薦めします。 今の韓国は、こういう歴史的真実を正しく語る事はありません。
【”日韓併合の真実” http://www2.biglobe.ne.jp/remnant/rekishi02.htm 参照】

日韓併合(1910-1945年)前の朝鮮。飢えと貧困にあえぐ人々。
1880年代のソウル南大門大通り』 日本はこの朝鮮を建て直した。

日韓併合時代、1936年のソウル、南大門通り。

日本が建設した当時世界最大の水豊ダム・発電所(60kw)

太平洋戦争では朝鮮半島は戦場にならず、勿論日本との独立戦争もなく、終戦と同時に日本軍は引上げたので、戦火で焦土となる事はありませんでした。 その点で、『日本軍が朝鮮半島をメチャクチャにした』 とする韓国の主張はデマゴーグでしかありません。しかし大戦直後の1950年 朝鮮戦争では、朝鮮半島全体が戦場・焦土となり、圧倒的な北朝鮮・中国共産軍に韓国は滅亡寸前まで追い詰められ、アメリカ軍の反撃で辛うじて38度線まで押返し現在に至っています。 この苦戦で共産軍への原爆投下を本気で考えたマッカーサー司令官は解任されますが、ここに至って漸く太平洋戦争前の日本の立場を理解し、米上院で『日本の戦争は防衛戦争で正しかった』と証言しています。

 私達は日韓併合時代の善政を知ると、韓国の元大統領をはじめとする韓国民の『恨みは千年消えない』という深い恨みが全く理解できません。これは米国亡命中だった反日運動家(両班)の李承晩が終戦後 初代大統領となり徹底した反日教育を実施した事によるものです。 また中国に千年以上支配され属国・朝貢国であった地理的先入観=事大主義(巨大な国、強い者には従属し従う) の裏返しとして 夜郎自大体質 (地理的にも文化的にも自分たちが兄貴分で優れている。日本は弟分と軽侮する。=劣等感の裏返し)』 があり、その劣っている のはずの日本に37年間併合支配されたという屈辱感によるとも分析されます。同じように日本に50年間も併合された台湾が、日本の統治を前向きに受止め、大戦後も比較的友好的な関係が続いているのとは全く異なります。

 私達日本人は、今の小さな平和に安住することなく、世界史・世界地図を思い描きながら、特に歴史事実を無視した主張をエスカレートさせる危険な隣国からは目をそらさず、凛として賢く適切に対応していく事が重要です。

 日本は韓国との国交回復時に、当時の韓国予算2年分の賠償金(従軍慰安婦問題も含め)を支払い技術援助をして大戦の戦後処理は終了しています。 これにより韓国は”漢口の奇跡”と言われた経済発展を遂げますが、その事が韓国人の認識に留まる事はなく、韓国は自力で経済発展したと喧伝し、際限のない謝罪と賠償を要求してきます。  その後 中国が経済発展すると、今度は日米韓の同盟を反故同然にして、事もあろうに韓国を滅亡寸前に追い詰めた中国に常にすり寄り、中韓で日本を仮想敵国として追詰める戦略です。私達は、隣国がそういう節操のない危険な国であることを見据えて冷静に対処する必要があります。政治的にも経済的にも無視して全く関わり合わないのが一番賢明です。

5.気になるアメリカの最近の動向
  近世西欧の魔手から脱した小国日本が、いち早く近代化を進め世界史上初めて白人国のロシアに打勝った日露戦争を境に、友好的であった筈のアメリカやイギリスは警戒を深め、中国大陸での利権を阻害する敵国として対立を深め大東亜戦争へと繋がります。
いつの時代でも各国は自国の利害を最優先して行動します。 遠く離れた極東の人々に本気で支援や友好の手を差伸べる訳ではありません。 最近のアメリカが二重外交で本心が読み難くなっているのは、中国14億人の市場を重視しているからで、大戦前と全く同じ状況になりつつあると言われています。 同盟国アメリカに頼り切った日本の外交・防衛だけでは立ち行かなくなっており、アメリカの保護から自立しないと、隣国は益々嵩にかかって日本を軽視し危険度を増していきます。 

6.再び中国の地理的先入観と地政学的脅威について
現代日本の最大の脅威は、中国のあからさまな対日攻撃・示威・武力拡大です。
太平洋や東シナ・南シナ海、インド洋への進出・支配を狙う中国から見ると、日本はどういう地理関係にあるのでしょうか? それを表したのが下の地図です。


日本人の感覚で日本地図を観ていると分かりませんが、この 「逆さ地図」 をみると『中国や韓国にとって、日本列島は太平洋の出入口を塞いでおり、とても邪魔』なことがわかります。さらにロシアが太平洋に南下することも防いでいます。日本は世界6位の海洋大国ですから当然ですが、中国・ロシア(&韓国・北朝鮮) にしてみれば海洋権益を支配できない一番の原因となっています。
従って中国は、今後シーパワーを獲得するために尖閣諸島をはじめとし、沖縄、琉球までの第一シーレーンを確保しようと必死に動くのは必定で、現に習近平主席は、小笠原諸島からマリアナ諸島までの第二シーレーン 確保まで言及しています。そしてその戦略として『日本への歴史問題追求は永遠に続ける』と、格好の攻撃の口実と位置付ける事を明言しています。
 またインド洋から中東・アフリカにかけて、『真珠の首飾り』 と呼ばれるシーレーン=軍港整備に邁進している理由が一目で分かります。 アメリカの影響力後退と共に、その覇権野心を具体化・加速化するのは間違いありません。

ちなみに中華思想(中国が宇宙の中心であるとする、漢民族が古くから持ち続けた自民族中心主義の思想で、周辺の異民族を文化程度の低い禽獣として卑しむの中国は、『歴史的事実は重要でなく、中国の主義・主張が歴史であり周辺諸国(日本)はこれに従え! と一方的にゴリ押しする、誠に自己中心的な地理的先入観を数千年持ち続けている国柄です。 歴史認識の主張が常に自己都合で変化し誇大化し、虚言を弄するので、日本と歴史認識が合致する筈がなく、距離を置いて付合うのが最善の策です。
 特に文化大革命はとてつもない大失政で、少なく見積もっても農民を4~7千万人以上餓死させ、中には飢餓に耐切れず我が子を食べてしまったというような悲惨な事態を引き起こしました。 しかし中国政府は、こういう歴史事実をひた隠し、全人口の8割を占める農民を未だ貧困のまま放置して、離農民を工場で低賃金で雇用し国際競争力を保ち、天安門にはいまだに毛沢東の肖像画が掲げられ、毛沢東路線は継続しています。
 ユン・チアンは、この恐怖体験を基にした著書 『ワイルド・スワン』、『マオ』 (講談社) 、『中国は共産主義政権(貧困のない平等な政治)ではなく、党の特権階級と富裕層の利権だけ追求する独裁恐怖政権、毛沢東はヒットラー、スターリンに並ぶ20世紀最悪、悪逆非道の独裁者であることを暴露、証明し、全世界に衝撃を与えました。(恐らく後世、プーチン・習近平はこの3人に同等評価されるでしょう

地政学的に観れば、経済成長しランドパワーでもの足りなくなった陸上国家の中国が、シーパワーを求めて行動にでることは必然の流れであり、東シナ・南シナ海だけでなく、インド洋まで支配しようとする強い野望があります。反日国家である中国、韓国は、弱腰日本から技術や資本を取るだけとって、あとは属国化してしまおうという強固な戦略をもっています。 融和や弱腰姿勢を見せると、嵩にかかって無理難題を要求します。 日本人の国際標準に基づいた民主的な外交姿勢や、科学的実証的歴史観とは全く違います。そういう相手国の強烈な国民性を、私達はしっかり肝に据えた上で対応する必要があります。

7.日本の今後の中国、韓国への対応姿勢について
 それでは、今後台頭する中国、韓国に対して、日本は具体的にどう対処していけばいいのでしょうか? 討論番組(チャンネル桜)の 「反日国家群にどう対処するか?」 は、一つの回答を与えてくれています。日本では、NHKは中韓サイドの報道色が強くて一体どこの国の放送かと思う事が多く、民放でも訳のわからない素人キャスターの報道でお茶を濁すだけです 日本の公的メディアなら、こういう討論をもっと企画し放映し日本人の国際感覚を啓蒙して、少しは役立ってもらいたいものです。
【討論!】反日国家群にどう対処するか?[2012/9/1] 
     結論:『“自律した強い日本”をつくることが先決』

隣人だからといって、親身になって深く関わらない。
過度に相手の言動に反応しない。日本人はつきあう相手を決め、
どうつきあうかの領界を決める。特に中国には距離を置き関り
合わないのが最善。 中国に接近すると日本の政治・経済は混乱し
痛手を負う事は歴史が証明している。(石 平 氏)
自国の主張をしっかりする。言うべきことは言う。
 優柔不断・曖昧にしない。韓国や中国の捏造情報に対抗する。
「~遺憾である」などの曖昧なコメントはしない。具体的に明言!
弱い態度をみせない。実効支配している領土は、施設、インフラ、
 軍隊基地などをつくり、離島と本土をつなぎ親交的につかう。 
(竹島や北方領土を実効支配している韓国、ロシアを参考にする)
○日本の外務省は、理不尽な国家を相手にせずに、第3国にむかって
真実の情報を提供、発信していく。 
(プロパガンダを強化し、世界に主張する)
日本人自身が自分達の真実の歴史を知る。の教育制度改革を行う。
(領土問題、従軍慰安婦、靖国神社問題など真実の歴史教育を行う)
永住資格、帰化などの在日特権を改訂する。
(移民が過度に多くならないような制度改革。監視)
メディアは『反日情報に便乗した国益に反する立場の報道や、隣国の
主張・反応を過度に反応した報道体質』を改め、 日本の立場・主張に
立脚した国益を考えた報道を行う反する場合は免許剥奪。
○国民の安全、領土を守る担当機関をつくる。情報省が必要。
インテリジェンスの高度化。 中国・韓国は捏造、歪曲、隠蔽、騙しが
多いので、きちんと見抜き正しい反論を即座に発信する。
米国はアジアの不安定、騒乱が利益となる為、その根底に二重外交
が存在する』 事を見抜き、自国だけでも国民の安全を守れる体制を
つくる。(日米安全保障条約をあてにしない。スイスを参考にする)

 要するに、日本人は、自国民の生命と財産を守るために、どう考え、何を為すべきかという、大局的な視点と目前の対応方法をきちんと考えていかなければならないという事です。これらの問題は、一部の政治家と官僚だけの問題ではなく、日本国民全員の問題であるため、やはり国民みんなが真剣に考え、声を出していかなければならない重要な問題です。

いま私たち日本は「元寇」「黒船来航」「米国経済封鎖・ハルノート」以上の、「かってない国家滅亡の危機の真只中にありながら、国民はそれを跳返す意志も気概もない。GHQの骨抜き政策に80年近く惰眠をむさぼっている。」ことを全ての日本人が目覚め必死で備えるべき時です。
ウクライナは他人事ではありません。太平洋支配をもくろむ中国にとって「沖縄はクリミア」「日本はウクライナ」と見えているに違いありません。大陸の民族は狙った獲物は必ず手に入れようとします。
漢・韓の価値観・民族性は、魯迅が述べているように「打落水狗=水に落ちた犬は打て」「弱肉強食」です。日本の武士道=弱気を助け、強きを挫くとは真反対の価値観」であることを片時も忘れないで備えることが重要です。

参考図書:
『ワイルド・スワン』 、『マオ:誰も知らなかった毛沢東』ユン・チアン :著
『なぜ中国から離れると 日本はうまくいくのか』  石 平 (PHP新書) 
『日本よ、歴史力を磨け』 櫻井よし子 :著(文春文庫)
『韓国がタブーにする日韓併合の真実】崔基鎬:著 (ビジネス社)

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