2026年3月3日火曜日

3. 学友の童謡画と お母さんの愛 

 中学時代の学友、牛谷久志くんから素晴らしい童謡画が送られてきました。私達は今年77歳になりますが、「彼はなんと美しく瑞々しい心を持ち続けているのだろう!」と本当に感動しました。

昨年彼と中学卒業後60年ぶりにメールでの友情が復活しました。その喜びもつかの間、10月に「原因不明の危篤状態(高熱が出て全身脱力・不随)で救急車で緊急入院」の連絡があり本当に驚きました。大腸ポリープが破れてそこから血管を通じて全身に腸内細菌が回っていました。彼は幼児のころ大火傷を負い白血球が少なく、それが根本原因でした。過去にも同様のことが何回かあったようですが、原因不明のまま復活していました。今回大腸ポリープが原因と分かりましたので「体力回復したら大腸の手術をする」と体力回復の養生している最中に、大好きなお母さんが旅立たれました。102歳の大往生ですが、幼児のころ大やけどを負った息子の人生を案じながらの尊い一生でした。

 久志君とお母さんのエピソードと、FB友人の温かいコメントをブログにまとめましたので是非御一読ください。

彼は2歳のころ親が一瞬目を離した隙に、全身に大火傷を負い、鹿児島大学病院に緊急入院しました。当初「これはとても助からない!」と診断されるほどの重体でしたが、奇跡的に蘇生し生き延びました。しかし顔にも大きな火傷跡が残り・・中学で初めて出会ったときは、大人しく目立たない学友でした。

(この写真は、中2の高千穂の峰登山。しゃがんで写っているのが久志君(後列右が私)

お母さんにとっては2度続いた可愛い息子の悲劇でした。実は久志君にはお兄さんがあり1歳で病死しました。戦後の貧しい生活が原因だったと伝え聴きます。そして幼い2歳の次男久志君を襲った悲劇! 「長男だけでなく次男まで!しかも私の不注意で生きるか死ぬか分からない大火傷を負わせてしまった。生き延びても大きなケロイドが残る・・」と絶望したお母さんは、幼い久志君を抱いて何回かダムから飛び込もうとしたそうです。そういう時に必ずお父さんが異変に気付き、間一髪で抱きとどめました。

お母さんが久志君に「何回もダムに飛び込もうとした・・」と打ち明けたのは、10数年まえに脳梗塞で緊急入院した時でした。それまでお母さんは、そういう悲しい苦しかったことは胸にしまいこんで生きてきました。優しく暖かく久志君と妹さんを育て、明るく心豊かな子供になるように、小さい時から民謡や三味線や詩吟を一緒に楽しんできたそうです。近所の学友も「本当に明るく優しいお母さんだった」と述懐します。

最初の脳梗塞入院後、都城市に住む妹さん家族と一緒に住むようになり、妹さんのご主人は「お義兄さんがいつでも使ってください」と、子供が巣立った2階を久志君が生活できるようにベッドを置き整備しました。以来彼は、盆と正月に明石の自宅を離れて帰省滞在し、お母さんと妹さん家族と1カ月ほど一緒に暮らすようになりました。お母さんだけでなく妹さんご夫妻も、なんと暖かい心のご家族でしょう!

久志君は「昔から妹とは仲良しで、喧嘩したことは一度もないな」とさらりといいます。
この童謡画は、幼い頃の思い出・・南国宮崎の山田町では珍しい雪に、久志君と可愛い妹の二人で飛び回って喜んでいる思い出が凝縮されています。

彼のお母さんは、2月初旬に天寿を全うされました。享年102

この童謡画は、彼が大好きだったお母さんをしのび描きました。幼いころお母さんと一緒に歌った懐かしい思い出や感謝が込められているように感じます。 自らを「いまだにマザコンだよ」 というほどお母さん思いの彼を元気づけ励ましたいと、FB友人に「童謡画の感想コメント」をお願いしました。 そして次の沢山の感想、激励が寄せられました。牛谷君と同じように、「なんと優しく心暖かいFB友人達だろう!」と感激です。皆様の「感想コメント」を牛谷君に伝えたところ、とても感激していました。本当にありがとうございました。

(熊本県玉名市の毛利昌之さんから)

 私が良く知っている童謡です。「こういう童謡画を想像出来る人はどんな人なのかな?」と考えました。たぶん優しいお母さんが歌ってくれた童謡が、この人の原風景となってこんな素朴でやさしい絵が描けるのでしょうね。 すばらしいお母さんが想像出来ます」 

(宮崎県五ヶ瀬町、フジ子さんから)

「こんな素敵な優しい絵を見ながら孫と歌いたいです。絵画集欲しいです

(埼玉県川越市、れい子さんから)

「“春よこい” も、“雪やこんこん” もとても懐かしい歌ですね。 描かれている子どもの顔が優しくて、幸せそうです

(千葉市、猪股正彰さん)

「童謡には日本の自然や伝統をそっと優しく伝えてきた感性が込められています。その歌を、歌としてだけでなく絵と一緒に観るともっと深く味わえますね。素晴らしい童謡画ですね。 毛利さんが話されたように、これは優しいお母様の愛情がたっぷりと注がれてきたものですね。

 (宮崎県西都市、ふみ子さん)

大切な、お友達の作品、嬉しく拝見させて頂きました。 とてもお上手な挿絵と歌ですね。

童謡は、清らかな心の子供の頃が思い出され、癒されますね。私達コーラスグループの、フルーツシンガーズでも、良く歌っています。私自身が作詞も致しますので、童謡は、とても大切な、心の歌と捉えています。 これからもみんなで、楽しく歌いましょう。

(宮崎県西都市、ゆみさん)

「どれだけお苦しみの時を過ごされたのでしょうか。有難い童謡を慈しまれるお心に感謝しかありません。 童のお顔に惹かれております(^O^☆♪)

(都城市山田町、日高貴代子さん)

「童謡大好きな私にとっては幼い頃の自分と重なり、とても懐かしく思って居ます。何時迄も、昭和の時代が色あせる事無く続きます様に 

(都城市山田町、山内朱美さん)

「とても、優しさ溢れる、挿絵と童謡に、同年代の私も癒されます。私も子供達に童謡を沢山歌ってあげました。その息子が、私の得意だった子守唄を同じ口調で孫にも歌っている姿を見て吹き出しそうになります♪ いいですね、優しい気持ちが伝わってきます。 牛谷さんも、とても素敵なお顔をされていらっしゃいます

FB「学友の童謡画紹介」への投稿に対する、皆様の暖かいコメントを有難うございました。私も皆様と全く同感で、とても暖かい気持ちになりました。また5日間で46件の「いいね」がありました。胸が一杯でコメントが書けなかった方も多かったと思います。 本当に有難うございました。